生涯で支払う家賃5000万円。それでも賃貸がいい理由

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□生涯賃料5000万円?地方でもそれぐらい

人生で稼いだお金のうち“約40%”は生活費につかうと言われています
生活費とは食費や住居の費用
その中で一般的に一番費用が高いのが“住居費”つまりは家賃

例えば

 25歳で結婚
 30歳で子供ができて
 50歳で子供が独立
そんな平和な家庭での家賃は
 25歳とりあえず家賃8万円の2LDK
 32歳手狭になって家賃10万円の3LDK
 62歳子供も独立したし家賃6万円の1LDK
そして90歳まで

この人の人生にかかった家賃を計算すると
 約5300万円!

これを聞くと、家賃で何も残らないのに“5000万円”も大家さんに支払うなんてもったいない!となる人がいます

しかし本当にもったいないでしょうか?

□それでも“賃貸がいい理由”

分譲 VS 賃貸

永遠しているテーマかと思いますが、今回は賃貸より100%でメリットを説明していきます。

そもそも、分譲のメリットの伝え方は雑?

よく先ほどの例で人生で5000万円も賃貸で使うのはもったいないといいますが
5000万円の内訳でも
 2LDKが5年間
 3LDKが30年間
 1LDKが28年間
とライフスタイルによって必要な家の広さはことなります

これを踏まえてあなたは
 2LDK・3LDK・1LDK どれを買いますか?

一番期間の長い、“3LDK”を購入すると残りの5年+28年の33年間は必要のない広さの家に使わない部屋があったり無駄が発生します。

では、子供が独立したら売却しますか?
そうなると35年後に家を売却することになります

“築35年”新築で購入してもかなり古い家
中古で築20年のマンションを購入していたら
“築55年”

はたして売れるでしょうか?

売れない家を買って4000万円のローンを組んで利息を400万円払う

非常にリスクに感じます

さらに実際には

  • ご近所トラブル
  • 仕事で転勤
  • 家の老朽化
  • 住宅のメンテナンス管理
  • 災害のリスク

そこまでのリスクを35年間も抱えながら住む
賃貸であれば柔軟に対応できます。」

不動産会社の人に家賃もったいないですよ

と言われても最終的に35年後までのリスクを負うのはみなさんなので、実際に購入するメリットが本当にあるのか?よくよく考える必要があります。

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