大淀小学校のまとめ

住所:大阪市北区大淀中4-10-33
電話番号: (06)6451-3400
生徒数:653名
1クラス約30名
1年:4クラス
2年:4クラス
3年:3クラス
4年:3クラス
5年:3クラス
6年:2クラス
特別支援学級:7クラス

創立:昭和21年
URL:http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e511013

北区:学校区

大阪市立大淀小学校は、大阪市北区に位置する公立小学校です。その沿革は、西成郡鷺洲町に創立された鷺洲第二尋常小学校と鷺洲第四尋常小学校の2校を起源としています。後に大仁国民学校と浦江国民学校として統合され、学制改革により大阪市立浦江小学校となりました。そして、現在の名前である大阪市立大淀小学校へと改称されています。

この学校では、子どもたちが安心して成長できる環境を実現するためにさまざまな取り組みを行っています。例えば、小学校学力経年調査や学校アンケートを通じて、子どもたちの自己肯定感や安全意識の向上を図っています。自分には良いところがあると思う割合や安全に気をつけて過ごせたと思う割合を一定以上に保つことを目標としています。

また、学力と体力の向上も重要な目標として掲げられています。小学校学力経年調査において、国語と算数における授業の内容を理解できる割合を80%以上に保つことが目指されています。さらに、学校アンケートを通じて、手洗いやうがいなどの健康な生活習慣を身につける割合を75%以上に維持することが目標です。

結果の概要を見ると、学力面では国語と算数の平均正答率が全国平均を下回り、特に国語の領域においては13ポイントも下回っていることがわかります。ただし、学校が注力してきた内容については、男子児童が全国平均を上回る項目が多く見られました。一方、女子児童は結果が全国平均や大阪市平均を下回る傾向が見られます。

男子と女子の結果の差については、改善の余地があると考えられます。この点を踏まえて、学校はさらなる対策や支援を検討し、男女間の結果の差を縮めるための取り組みを進めていくことが重要また、大淀小学校では教育環境の充実も重要な取り組みとしています。ICTを活用した主体的な学習を促す授業を定期的に実施することや、あいさつを自発的に行う割合を高めることなどが目標です。さらに、「ゆとりの日」という特別な日を設定し、その日に特別な活動やプログラムを実施することで、学びをサポートしています。

学力・体力の向上や教育環境の充実に取り組んでいる結果、学校では成果が見られました。体力面では、男子児童の体力合計点が全国平均よりも8~9ポイントも高く、総合的に高水準な結果が得られています。また、児童の質問紙調査からは、運動やスポーツに対する肯定的な回答が多く、適切な運動時間を確保していることが分かりました。

学力面においては改善が必要な点も明らかになりました。国語と算数の平均正答率が全国平均を下回っていることや、特定の領域での差が見られることが課題として挙げられます。学校は今後、個別の学習ツールやICTを活用した学びを推進し、より効果的な学習環境を整えることが求められます。

総じて、大淀小学校は子どもたちが安心して成長し、未来を切り拓くための取り組みを行っています。学校と地域の連携や保護者との協力も重要な要素となります。今後も学校は課題に向き合いながら、子どもたちの能力や可能性を引き出すように取り組んでいきます。