扇町小学校のまとめ

住所:大阪市北区扇町2-7-24
電話番号:(06)6363-0192
生徒数:701名
1クラス約30名
1年:4クラス
2年:4クラス
3年:3クラス
4年:3クラス
5年:3クラス
6年:2クラス
特別支援学級:10クラス

創立:2004年
URL:http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e511017

北区:学校区

大阪市立扇町小学校
(おおさかしりつ おうぎまちしょうがっこう)は、大阪府大阪市北区扇町に位置する公立小学校です。2004年に、児童数が減少していた大阪市立北天満小学校と大阪市立済美小学校の2校を統合して開校しました。また、2007年には児童数が激減していた大阪市立大阪北小学校も統合されました。学校は旧北野病院跡地に位置しています。

この学校の教育目標は、
「豊かな心を持ち、自ら考え、正しく判断できる子どもを育てる」ことです。重点目標としては、以下の3つが掲げられています。まず、子どもたちが安心して成長できる安全な学校教育活動を推進すること。次に、心豊かに力強く生き抜き、学力と体力を向上させること。そして、子どもが安心して成長できる安全な社会の実現です。

学校は令和2年度において、校内調査による目標を設定しています。例えば、「学校に来るのが楽しいですか」という項目について、児童の90%以上が「当てはまる(どちらかといえば当てはまる)」と答えることを目指しています。また、地震や津波、火事などの災害があった場合の自分の身の守り方を学ぶことや、感謝の気持ちを伝えること、自分から進んであいさつができることなど、さまざまな項目について児童の90%以上が肯定的に回答することを目指しています。

学力の向上と健康・体力の保持増進に関しても目標が設定されています。例えば、「学習したことがよくわかりますか」という項目について、児童の85%以上が「当てはまる(どちらかといえば当てはまる)」と答えることを目指しています。また、外国語活動や体育の授業の楽しさに対する肯定的な回答の割合を85%以上にすることも目標としています。

令和元年度の全国学力・学習状況調査の結果では、大阪市立扇町小学校の児童の平均正答率が国語科では全国平均を上回り、算数科でも全国平均を上回っていることがわかりました。

これまでの取り組みの成果として、学校全体での指導規準の共通理解やモジュール学習への取り組み、校内研修の充実などが挙げられます。特に、「思考力・判断力・表現力」の育成を意識した学習の積み重ねが学力向上に寄与しています。さらに、授業の展開において喜びを感じられるような工夫も行われています。

令和元年度の全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果では、体力合計点において男女ともに大阪市平均を上回っています。また、男子では反復横とびや20mシャトルラン、ソフトボール投げで全国平均を上回る成績を収めており、女子でも上体起こしや長座体前屈、20mシャトルラン、ソフトボール投げで全国平均を上回っています。

これまでの取り組みの成果としては、学習指導要領解説をもとにした体力向上チェックシートの活用やゲストティーチャーによる専門的な指導、扇町マラソンの実施などが挙げられます。これらの取り組みにより、児童の意欲と能力が高まり、達成感を感じることができています。

今後の取り組みとしては、教員の授業力向上を目指し、校内研修の充実を図ることが挙げられます。また、学習計画の作成やさらなる授業改善に取り組みながら、思考力・判断力・表現力の育成や体力向上のための指導を行っていく予定です。

さらに、運動場の使用制限などの課題に対しては、がんばりカードや体育館の活用、ゲストティーチャーの招聘などを通じて児童の運動能力を向上に向けた取り組みについてお伝えします。

運動場の使用制限がある中で、大阪市立扇町小学校では様々な工夫を行っています。まず、がんばりカードの活用です。なわとびなどの項目ごとに目標を設定し、達成率75%以上を目指す取り組みを行っています。児童は自身の成績や目標達成度を把握し、日々の努力に取り組むことで運動能力の向上を目指しています。

また、体育館の活用も行われています。運動場の使用制限によって外での活動が難しい場合でも、体育館内で様々な運動や体操を行うことで児童の運動能力の維持と向上を図っています。体育館の環境を最大限に活用し、児童が楽しみながら運動に取り組める環境づくりが行われています。

さらに、ゲストティーチャーを招聘して専門的な指導を受ける機会も設けられています。コーディネーショントレーニングや短距離走、水泳など、専門的な知識と技術を持つ指導者による指導により、児童の運動能力の向上を支援しています。ゲストティーチャーからの指導によって、児童はさらなる意欲と能力を高めることができ、自身の成果を実感することができます。

また、扇町マラソンという取り組みも行われています。このマラソンでは、前年度の記録を掲示することで目標を明確にし、児童が自主的に練習に取り組む機会を提供しています。児童は走ることへの意欲を高め、個々の目標に向かって努力し続けることで、運動能力の向上と自己成長を実感することができます。

今後も、教員や地域、家庭との連携を深めながら、児童の運動習慣と運動能力の定着に向けた取り組みを進めていく。