大坂IRで可決された『カジノ』は日本のオンライン依存症の現状から何を学ぶのか?

『大阪市・北摂』地域情報
  • 2029年開業を目指し『認定』大阪IR
  • カジノによる悪影響を減らすためのルール?
  • 日本には既にあった『オンラインカジノ』の現状

□2029年開業を目指し『認定』大阪IR

大阪府と大阪市が同時に共同で整備計画を進める
『大阪・夢洲地区特定複合観光施設区域』がついに始動しました
2029年を開業予定とし、年間約『2千万人』の来場を計画しています。
夢洲の計画については『土壌汚染』『地盤沈下』など問題が絶えなかったですが、ギャンブル依存症が『300万人以上』ともいわれる日本でカジノを進めて大丈夫なのでしょうか?

経済効果としては

  • 観光客の増加:
    予定では国内外から多くの観光客を呼び込みます。観光客はカジノだけでなく、大阪周辺の観光をするため周辺のホテルやレストラン、ショッピング施設などにもお金を消費します。地域経済や雇用が活性化されます。
  • 誘致効果:
    カジノはIRとして、国内外から参加者を集めて行われる大型の国際会議やエンターテイメントなどの施設と一体化されます。これにより、国際的なビジネスやイベントが誘致され、日本の国際競争力やブランド力が向上します。
  • 税収の増加:
    カジノは運営者や利用者から高額な税金を徴収します。これにより、国や地方自治体の財政が良くなります。

予想では経済効果は”1兆”を超えると試算されています。

□カジノによる悪影響を減らすためのルール?

依存防止対策 (重層的・多段階的な取組)
○機会の限定(施設の数・規模の規制、
 カジノ行為の規制等 《上掲》)
○誘客時の規制
・広告・勧誘の制限
(IR区域外におけるビラ配布の禁止等)
・カジノ行為関連景品類 (コンプ) の規制
○厳格な入場管理
・マイナンバーカードを利用した入場規制
・回数制限 (7日間 : 3回、 28 日間: 10回) ・
入場料の賦課(1回:6,000円)
○カジノ施設内の規制
・ATM設置の禁止
・貸付制限 (1,000万円以上のカジノ口座への預入義務)
○相談・治療につなげる取組
・依存防止規程に基づく措置
(本人・家族申出による利用制限措置等)

参照元:カジノ管理委員会
https://www.jcrc.go.jp/policy/regulatory/index.html

カジノ施設では『利用回数』『利用料』『本人確認』などを導入し、徹底していく方向性を打ち出しています。

総額約1兆800億円の初期投資が見込まれているだけに、失敗できない『IR事業』

□日本には既にあった『オンラインカジノ』の現状

日本のカジノは違法だが

海外サーバーを使ったオンラインカジノは現状存在しています

人気のあるオンラインカジノが

  • ベラジョンカジノ
  • ミスティーノ
  • 遊雅堂

『ベラジョン』は月間200万人以上が見に行く人気のサイトです

未成年者が利用できないように、『本人確認』などは行っているようですが、まだまだ未開の地です

日本政府はオンラインカジノ合法化や規制強化のなどの検討をすすめていますが、

現状では

 ※ 賭博罪   
賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料

常習賭博罪 常習として賭博をした者は、3年以下の懲役

参照元:警視庁URL:https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/hoan/onlinecasino/onlinecasino.html

重い罪になる可能性があります。

これからどのような法整備が進むか見守りながら

法律を守ってカジノを利用することが大切です。

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