価格上昇?”箕面グリーンロードは失敗?””箕面萱野駅”での経済効果とは

『大阪市・北摂』地域情報
  • 箕面グリーンロードとは?
  • 箕面グリーンロードの料金割引?利用者が少ないの?
  • 今度こそ発展へ箕面萱野駅とは?経済効果の予想は?

□箕面グリーンロードとは?

出典)Google

箕面グリーンロードは、
大阪府箕面市内の国道423号のバイパスで、延長7.2 kmの有料道路です。
この道路は、新御堂筋を北上し、新御堂筋終点の箕面市白島で当路線に接続し、終点の下止々呂美では国道423号に接続するほか、新名神高速道路と箕面とどろみインターチェンジにて接続します。
道路の大部分は箕面トンネルで、白島、大阪市内方面地上部分は平面交差(交差点)が3か所あります。
箕面トンネルは自動車専用道路で、トンネルを通行する場合に有料となります。

愛称は『滝ノ道ゆずるトンネル』です。。。

□箕面グリーンロードの料金割引?利用者が少ないの?

この道路の建設によって下止々呂美から新御堂筋までが従来の25分から8分に短縮されています。また、平成30年春に全線開通(高槻-神戸間)した新名神高速道路との直結により、大阪都心部と全国を結ぶ広域幹線道路として交通利便性が格段に向上し、箕面市への来訪者の大幅な増加が見込まれていたのですが、実際の1日平均の通行量は計画交通量に達していないため、料金割引を社会実験として導入しています。

この道路の建設費は当初約1,000億円です。料金割引は、以下の条件で適用されます。

令和4年度料金割引社会実験の内容
○ 実験期間:令和4年4月1日(金)
~令和5年3月31日(金)(365日)⇒延長!!
○ 対象車種:普通車及び軽自動車等(現金及びETC利用者)
○ 割引内容:普通車630円→420円(33%割引)
 、軽自動車等520→360円(30%割引)

□今度こそ発展へ箕面萱野駅とは?経済効果の予想は?

出典)Google

事業内容としては北大阪急行電鉄南北線が元々、江坂駅から千里中央駅まで運行している路線で、大阪メトロ御堂筋線と直通運転をしている沿線をさらに北上させます。

南北線延伸線は、千里中央駅から北へ約2.5キロメートル延伸し、箕面市内に「箕面船場阪大前駅」と「箕面萱野駅」の2駅を新設する計画です。

整備主体は箕面市と北大阪急行電鉄で、2016年度から工事に着手し、2023年度末に開業する予定です。

  • 費用
    総事業費は874億円で、
    工事費が811億円、車両費が63億円です。
    工事費のうち、国の補助金が約200億円、大阪府の補助金が約100億円で、残りは箕面市と北大阪急行電鉄が負担します。
  • 経済効果
    千里中央駅から箕面萱野駅までの所要時間は約5分で、乗り換えなしで大阪都心部までアクセスできます。
    新駅周辺では、文化芸能劇場や大学キャンパス、市立病院やスポーツ科学・ヘルスケアセンターなどの公共施設や高層マンションなどの民間施設が整備される予定です。南北線延伸線の開業によって、箕面市のまちづくりや地域活性化に大きな効果が期待されています。

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