ベラルーシがワグナーを囲い込む。特殊部隊の訓練にロシアのワグナーグループ雇用する

ー最新記事pickupー

中国軍、台湾侵攻の可能性示唆 – 米太平洋軍司令官が警告2024年2月22日
チュティ・ガトゥといえばバービー？クリスマス特別番組に登場2023年12月16日
イクイノックス、GⅠ６連勝の天才馬が引退。種牡馬入りへの新たな一歩2023年11月30日
富士スピードウェイで花火と車の共演2024年の開催決定と詳細について2023年11月14日
イクイノックスの記録的な走り。今秋のG1レースは熱かった2023年11月9日
止まらない少子化、子供達の未来は？2023年11月9日
イケメンのブルネイのアブドゥル・マティーン王子がロイヤルウエディングへ2023年10月21日

目次▼
・ワグナーのミッション内容
・ルカシェンコ氏の告発と弾圧
・ワグナーグループとプリゴジン

1994年以来

アレクサンドル・ルカシェンコ政権の独裁政権下にある旧ソ連共和国ベラルーシは

最近、
特殊部隊の訓練のためにクレムリンと関係のある民間軍事会社ワグナー・グループを雇用した。

この動きはベラルーシの
近隣諸国や西側諸国の間で懸念を引き起こしており、

ルカシェンコ氏が
NATOとの軍事衝突や国内反乱の可能性に備えているのではないかと懸念している。

ワグナーのミッション内容

ロイター、ワシントン・ポスト、タス通信によると、

この訓練プログラムには2023年6月にベラルーシに到着し、

年末まで滞在する予定の約200人のワグナー戦士が参加している。

傭兵たちはベラルーシ兵士に市街戦、
テロ対策、妨害行為、偵察などの技術を教えている。

ルカシェンコ氏の告発と弾圧

ルカシェンコ氏はまた、
北大西洋条約機構（NATO）が同氏の打倒とベラルーシの併合を企てていると非難したが、同盟側はこの容疑を否定している。

同氏は西側の圧力に対抗するため、主要な同盟国でありスポンサーであるロシアとの緊密な関係を模索してきた。

ロシアはベラルーシに経済援助、
政治的支援、共同演習や防空システムを含む軍事援助を提供してきた。

しかし、モスクワはまた、ルカシェンコ氏の常軌を逸した行動や、ロシアと西側諸国の間でバランスを取ろうとする同氏の試みにも警戒している。

ルカシェンコ氏は、
地滑り的勝利を収めたと主張しながら野党勢力や国際監視団によって不正行為があったと広く非難された2020年8月の争点の選挙以来、前例のない抗議活動に直面している。

彼は残忍な武力で反対派を弾圧し、数千人の抗議者、ジャーナリスト、活動家を逮捕し、多くの人を亡命に追い込んだ。

ワグナーグループとプリゴジン

ワグナー・グループは、
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の側近であるエフゲニー・プリゴジンが支配していると広く信じられている闇の組織である。

このグループはシリア、リビア、スーダン、中央アフリカ共和国、ウクライナなど世界中のいくつかの紛争に関与し、ロシアの利益と目的を支援してきた。

ワグナー戦闘機は否認可能な資産として配備されることが多く、これによりモスクワは彼らの行動に対する直接の責任と説明責任を回避することができる。

ベラルーシにおけるワグナー傭兵の存在は、地域の緊張がさらに高まり、ルカシェンコ氏の問題へのロシアの関与が深まることを示す可能性がある。

また、近隣諸国、特に東部地域でロシア支援の分離主義者と戦争状態にあるウクライナの安全と主権に脅威を与える可能性がある。

さらに、それはベラルーシの政治危機の平和的解決と同国の民主主義と人権の回復の見通しを損なう可能性がある。

プリゴジンの行方は現在不明だが、ベラルーシの動きの背景からするとベラルーシ国内で待機している可能性は非常に高い。

プーチンの弾圧から逃げるプリゴジンと

ロシアとNATOのバランスを考えるベラルーシお互いに利点のある取引だと考えられる。

ー記事カテゴリー